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概要記録 つくば市 | 市民ワークショップの活動報告

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つくば市自治基本条例・第2回市民ワークショップ・記録(概要)

平成23年2月27日(日)13: 30∼15: 30

ゆかりの森・管理棟

◆ テーマ:自治基本条例って、なーに? 市民って、だれだろう?

1.はじめに

○ あいさつ

事務局:(開会)

・今日は予想以上に多くの方にご参加いただいたので、外もうまく使って進めていきたい。

・つくば市の自治基本条例の検討は、昨年5月のキックオフイベントから始まっている。自

治基本条例は、つくば市のまちづくりのルールを定める基本的な条例である。そのため、

できるだけ多くの市民の皆さんのご意見を聞きながら検討していこうということで、色々

工夫をしながら進めている。

・今日は、自治基本条例になじみのない方でも、気楽に参加していただけるよう「ワークシ

ョップカフェ」ということで、お茶を飲みながら、おしゃべりをしながら、意見交換をし

ていただけたらと思う。

○ 今回のワークショップについて

今井:つくば市の自治基本条例づくりは市民参加で進めており、8月から16名の市民ワーキ

ングチーム委員の方が会議を重ねてきている。これまで、わりとじっくりと「自治基本条

例とは?」などについて話し合ってきた。

・今日のような誰でも参加できる「市民ワークショップ」は、市民の方が、お互いにまちに

ついての思いを語り合う中で、少しでもこの条例が必要だなと思う機会になればと思う。

・特に今回は、市民WT委員さんとアイデアを出し合って、市役所から出て、コーヒーを飲

みながら、焼き芋を食べながら、くつろいだ雰囲気で話し合いをしようということになり、

こういうやり方になっている。

2.旗上げアンケート「自治基本条例って、なぜ必要なの?」

今井:今日は、「自治基本条例って、なーに?」と「市民って、だれだろう?」という2つのテ

ーマについて、皆さんでお話していただきたいが、その前に、簡単なアンケートで、少し

話し合いの準備体操のようなことをしたい。

● 旗上げアンケート(結果・人)

①自分達のまちをもっと良くするために、市民が、今までよりも 活躍できるようにする必要があるから。

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②まちの運営に関わる、市長や議会・市役所に、もっとしっかりと 働いてもらう必要があるから。

③これからの大変な世の中では、もっとつくば市に関わる人々が

つながり、協力していかないと、まちがもたなくなるから。

④お金がどうとか人口が減るとかではなく、自分達のまちのことは

自分達でやった方が幸せなのに、今まではそうでなかったから。

⑤その他( )

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● 旗上げアンケートの結果について

今井:②がゼロ(後で1となった)というのは驚いた。①が 16 人と一番多かったのと、続い

て④が 9 人、③が 8 人という結果となった。今日ご参加の皆さんは、まちづくりに前向

きな姿勢な方が多い。⑤「その他」に上げた 2 人の方のご意見をうかがいたい。

【⑤その他の意見について】

参加者:③も④も①もそうだと思ったが、一つに選べなかった。人にお任せになっている世

の中で、自分達がきちんとしないといけないと思った。

参加者:同じような考え。自分達で良くするのは当たり前のような気がする。誰がどう活躍

するかでなく、みんなで協力していけば良いと思う。昔と違って、法律や地域のシステ

ムなどが変わっている。時代のニーズに合わせたり、議員さん以外の市民も参加し、古

いものを大切にしながら、新しいものをつくっていくためだと思う。そのために必要な

条例。

3.テーブルでゆったりとお話をしましょう

今井:これから、2つのテーマについて、コーヒーを飲みながら、焼き芋を食べながら、気

楽におしゃべりをしていただければと思う。話し合いの最初には、一人ずつ簡単な自己

紹介をして、「旗上げアンケート」でどれを上げたかもおっしゃっていただきたい。また、

「これは大事だ」と思ったことは、テーブルの模造紙にぜひ書き残してください。

※ 1∼4班は屋内のテーブル、5∼7班は屋外のテーブルで、下記の2つのテーマについ

て話し合いを行った。また、1つめのテーマの終了後に少し休憩時間をとり、各班1人

ずつを残してメンバーチェンジを行い、違う班のメンバーで2つめのテーマについての

話し合いを行った。

【話し合いのテーマ】

◇ テーマ1:自治基本条例って、なーに?

◇ テーマ2:市民って、誰だろう?

4.全体でみんなが話したことを共有し、今後へつなげていきましょう

【1班】

◇ テーマ1:自治基本条例って、なーに?

・市民のための住み良いまちづくりのルールという意見だった。

・今まで、行政に足りないものを市民みんながつくっていく。

・分かりやすいことばでつくる。

・現状を考えると、今までは行政がやるのが当たり前。あまり関心がなかった。お任せだ

った。もっと現場の声を出してもいいのではないか。

◇ テーマ2:市民って、誰だろう?

・「市民」について、2通りの考え方が出た。

・子どもからシルバー世代まで、つくばに住んでいる方、外国人の方も含めた21万人。

・もう一つ違う考え方では、自分たちのまちをもっともっと良くしよう、地域に根ざして

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【2班】

◇ テーマ1:自治基本条例って、なーに?

・地域の特色、例えば、国際都市、自然が豊か、合併を重ねて地域の歴史や市に対する温

度差があるといったことをふまえて、つくらなければいけない。そういった市の特色が

表れるような条例。

・ベースとして市民の協力が絶対に必要。

・市の計画や条例を決める時に市民の意見がきちっと反映されるルール。

・市民の基本的な生活に必要なこと、昔は当たり前にできていたのに今は難しいこと。そ

れをルール化する。

◇ テーマ2:市民って、誰だろう?

・大きく分けると2つ。

・1つめは、つくば市に住んでいる人。

・2つめは、つくば市に興味のある人。日本中どこに住んでいる人でも。逆に、住んでい

ても、つくば市に興味のない人は、つくば市民と言えるのか?また、多くの時間をつく

ば市で過ごされる方、仕事や趣味など色んな目的でつくば市にたずさわっている人。つ

くば市で目的があって活動をする人。つくば市に関わる人。関わりたいという人を増や

せれば。極端に言えば「市民」というのは1億人いてもいいのでは。

【3班】

◇ テーマ1:自治基本条例って、なーに?

・自分たちがまちづくりに関わる仕組み。行政がやること、市民がやることをルールにし

ていく。条例をつくるまでの過程が大事で、そのために必要な情報をしっかりと市民が

得られることが大切なのではないか。

◇ テーマ2:市民って、誰だろう?

・基本的にはつくばに住んでいる人。在住、在勤、在学の方。短期的にいらっしゃる留学

生の方、お勤めの方も、つくばに住んでいるので含めるべきではないか。

・子どもたちも市民に含めていいのでは。

・「つくば人」というキーワードが出た。

・大学生でも単身赴任の人も外国人の方も、つくば市民という意識が足りない。短期的な

人は市民の意識が少ないが、そういう人を巻き込むシステムが必要なのではないかとい

う意見が出た。

【4班】

◇ テーマ1:自治基本条例って、なーに?

・一番はじめに、知っているようで知らないことが多すぎる、という話があった。情報が

ちゃんと伝わっていない。だから、つくば市を元気なまちにしたいと思っても、何から

手を付けていいのか分からないのが現状。それを分かるようにするのが、自治基本条例

ではないか、という話になった。

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ことはない。やっている」という話も出た。お互いにそれぞれ与えられたポジションで

はがんばっている。しかし、それが相手に伝わっていないという現状がある。それがみ

んなに伝わるように、元気なつくばになるようにするのが自治基本条例、というまとめ

になった。

◇ テーマ2:市民って、誰だろう?

・「誰でもつくば市民」というのを班のキャッチコピー的なものとして考えた。

・2班、3班と同じようだが、最初に出た話は、住民票を登録している人なのか、赤ちゃ

んから年寄りまでなのか、つくば市にお勤めの方なのか。逆に東京に勤めていて、つく

ば市に寝に帰る人は市民とは言えないのではないか。住民でも、つくば市に関わりのな

い人もけっこういる。逆に言えば、そういう人も巻き込んで、つくば市民として活動し

てもらえるようにするというのが、この自治基本条例の根幹なのではないか。

・「誰でもつくば市民」というのは、誰もが、つくば市民として誇れるようになることが基

本だと思う。なかなか興味を持たない方も、なかなか活動に参加できない方も巻き込ん

でいけることが大事。

【5班】

◇ テーマ1:自治基本条例って、なーに?

・最初の旗上げアンケートでは、1を上げた人がほとんどだった。自治基本条例が要るの

かどうかについては、皆さん「要る」ということだった。ただし、今、問題になってい

ることが解決できないような内容だったら要らないという話もあった。そのへんはシビ

アに考えていかないといけない。

・色々な活動をしている人がいるが、お互いに知り合う機会も仕組みもないので、ぜひこ

の条例で交通整理をしたり、知り合えるような体制をサポートしてほしいという話があ

った。一方、広報をしても、興味がないから視界に入らないという人もいる。これから、

広報やキャンペーンなど、本腰を入れてやっていかなければいけないと思う。

・お尻に火をつける面も必要という話も出た。せっぱつまらないと動かないこともある。

◇ テーマ2:市民って、誰だろう?

・太っ腹に「つくばに関心のある人、関わっている人すべて」を市民としようということ

で、はじめに結論が出た。

・つくば市に住んでいる人はもちろん、今は市外に出ているがこれから戻ってくる人も活

躍できるようにしたいという意見もあった。

【6班】

◇ テーマ1:自治基本条例って、なーに?

・自分たちの役割を明確にして、やれることをやるようにするルールということになった。

国がやることがあって、地方がやることの中に行政がやること、市民がやることがある

と思うが、どこまでやれるのか、やっていいのかが明確でなかったりする。行政がやれ

ばいいのに市民がやることもないし、市民活動に対して行政がやることもない。この条

例の中で役割を明確にして、やりやすいように交通整理のようなことができればいいな

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・自治基本条例を策定しているということを色んなことを知らせることで、将来に向けて

の危機感や使命感のようなものも共有できたらいいなという話もした。

◇ テーマ2:市民って、誰だろう?

・最初は、税金を払っている人とか、住民票がある人という話だったが、「市民」というと

抽象的でわかりにくいという話もあった。

・しかし、条例をつくるからには、そこに住んでいて、働いていて、勉強している方も含

めた人々ということでまとまった。

【7班】

◇ テーマ1:自治基本条例って、なーに?

・つくばの特色として、元々つくばに住んでいる方、研究学園ができてから住み始めたか

ら、TXが開通していらっしゃった方、つくばで生まれて他の地域で活躍していて戻っ

てきた方という、4つのグループなど、色んな方がいて、そういう方々をつなぐ条例で

あって欲しいという話が出た。

・具体的には、まちをきれいにしようとゴミを拾ったり、お祭りをしたり、色んな活動が

あるが、どんな人も参加しやすい、協力しやすいものである必要があるのではないかと

いう意見が出た。

◇ テーマ2:市民って、誰だろう?

・つくば市に住んでいる、住民票があって、納税している人は当然。つくば市に貢献して

いる、前向きに取り組んでいる方も市民に該当するのではないか。

・そして何より、つくば市の特色として、120カ国から8000人の外国の方がつくば

市で活動している。海外の方にとっても魅力的な都市にすることに視点をおいて策定し

ていくことによって、本国に戻ってからも、つくば市のことをよりよく伝えてもらえる

ということもあるのではないか。

・これからのつくば市をつくっていくのは、子どもたちが主役になる。子どもたちについ

ても、何か触れられるものがあればと思う。

○ 今回のまとめ

今井:各班の発表を聞いて、非常に充実した話し合いがされていたことが分かったと思う。

・話し合った順番と逆になるが、テーマ2の「市民って、誰だろう?」については、市民

ワーキングチーム会議の話し合いでは色々と迷いもあった。今日、色んな方と意見交換

してみると、広く「市民」というものを捉えていこう、という傾向が全体に共通して出

ていたと思う。これから市民ワーキングチーム会議では、「市民」について広く捉えなが

ら検討を進めていくということになるだろう。「広く」という中身についても、各班の意

見を参考に考えていけると思う。

・テーマ1の「自治基本条例って、なーに」については、情報をきちんと共有しようとい

うことで、行政や議会も豊富に分かりやすく情報を出してもらおうという話もあった。

しかし、それ以上に、「市民」を広く捉えながら、自ら動く、動きやすくする、思いや力

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ージすれば、頂上を引き上げることと同時に、裾野を広げていくような、市民のまちづ

くりへの関わりが、この条例で進めていければということなのかなと思う。

・各班の発表は、短い時間で非常にかいつまんだ内容だったと思うが、模造紙には色んな

意見が書かれていると思う。

・自治基本条例がなぜ必要なのか?という議論で、よく「地方分権だから」とか「少子高

齢化社会だから」ということはもちろんあるが、それだけ言われても、市民としてはピ

ンと来ないかもしれない。今日は、市民の皆さんが自分たちの言葉で、「自治基本条例と

は何か」あるいは「市民とは誰か」ということを語り合い、短い時間でこれだけ素晴ら

しい成果が出たことは良かったと思う。

・みんなでコーヒーを飲みながら、焼き芋を食べながら、リラックスした雰囲気で、楽し

く真面目にこういう話し合いができたということも、今日の大きな成果だと思う。今後

も色んな工夫をした話し合いの場をつくっていきたいと思う。

・「感想カード」に、今日の感想など、何でも書き残してください。

・最後になるが、今日のおいしい楽しい話し合いの立役者をご紹介したい。

市民WT委員:皆さんが今日飲まれたコーヒーの水を朝4時にくみに行かれて、焼き芋も焼い

てくださった「ゆかりの森・あかまつ」の村野さんです。

村野:今日は皆さん、ご苦労さまでした。ゆかりの森を、またご縁がありましたら、ご利用い

ただけたらと思います。本日はありがとうございました。

5.おわりに

○ 事務連絡等

事務局:今日出た意見は、市民WT会議で検討し、今年12月を目標に、つくば市らしい自治

基本条例の骨子案に反映していきたい。また、市民WTの会議は公開で行っているので、

ぜひ傍聴に来ていただきたい。次回は3月9日に行う。自治基本条例は分かりにくいと

いう話があるので、キャッチコピーを検討することになっている。

・今後も、地区別WSなど、地域への思いなどを聴き合う予定になっている。今後もよろ

しくお願いします。

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